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ラピッドウィーバー4(RapidWeaver)レビュー

2010/12/12

ラピッドウィーバー4は、MacOSX専用に開発されたホームページ作成ソフトです。
専用というだけあって、フォトアルバムページはiPhotoとの連携、ムービーアルバムページはiMovieとの連携が考慮されています。こういった点は、アップルのiWebにも引けを取らない感じです。
ラピッドウィーバーは、ページの種類(フォトアルバムやHTMLコードなど)を選んで、デザインテンプレートから好きなデザインを選ぶだけで、ホームページの大枠は出来上がってしまいます。
ページデザインは、41種類ものデザインテンプレートから選ぶ事ができ、さらにテンプレートを選んだだけでおしまいではなく、ページの幅や背景色などの基本カラーの変更、サイドメニューを右に配置するか、左に配置するのかといった細かい点まで、簡単に設定を変更する事が出来ます。
rw_template
標準のテンプレート一覧。サードパーティー製のテンプレートを読み込む事もできるようです。
さらに上級者は、独自のCSSファイルを読み込ませた上で、より細かい設定も書き換える事ができますので、意外なほど小回りも利きそうなソフトです。

ページの種類は10種類。フォトアルバムやムービーなどの特殊なページ以外の、普通のHTMLページの作成ならマイクロソフトワードを使っている感覚でホームページが作れる「スタイル付きテキスト」を使うのがラクです。
使い方はまさにワープロソフト。ここの部分は赤くして下線を引こうとか、文字のサイズを大きくしようとかが簡単に設定できます。
さらにHTMLタグはそのまま出力してくれますので、アフィリエイトのバナーの貼付けも、そのままコピペすれば大丈夫です。
re_page
作成したホームページは内蔵のFTP機能を使ってボタン「ポチッ」だけで、サーバーにアップロードできますし、GoogleAnalyticsのトラッキングコードを埋め込む機能や、ファビコンの設定機能などの細やかな設定もあります。

真っ白のテンプレートや、デザインをゼロから作っていくような機能もないので、ホームページのデザインを最初から作りたいという上級者には向きません。 また、別のソフトで作ったホームページを読み込むといった機能は用意されていないようですので、今までの資産を流用しつつ、ラピッドウィーバーに乗り換えようという人にも合いません。

それでも、HTMLの組み立てが面倒だという上級者や、HTMLスキルを勉強しながらホームページを作っていこうというビギナー層には、価格も安く手軽で良いソフトだと思います。

使い方などの解説サイト

RapidWeaverで簡単HP作成|Macでホームページを作ろう!

ラピッドウィーバー3.5、3.6、4.0などの複数バージョンの情報がまとめられているホームページです。このホームページ自体もラピッドウィーバーで作成されていますので参考になると思います。
ラピッドウィーバーの個人的おすすめ度
ビギナーおすすめ度 ★★★★★
上級者おすすめ度  ★☆☆☆☆
価格の手頃さ    ★★★★★

ラピッドウィーバーに関する過去記事

ラピッドウィーバー4 発売!
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