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MscOS 10.8でウェブサーバ機能を使用する方法
2012/12/02

MacOS 10.8ではWebサーバのApache(アパッチ)が標準でOFFになっており、従来のバージョンで使用できた「Web共有」の機能も、システム環境設定から消えてしまい選択ができなくなっています。
Apache(アパッチ)はインストールされていますので、手動でウェブサーバの機能をONにする事はできますが、ターミナルを使用したり、設定ファイルを自分で作らなくてはいけないため結構面倒です。
手動でウェブサーバの機能を使う方法は、OS X 10.8 Mountain Lion 向け、Web共有を手動で有効にする方法 | Macとかの雑記帳に詳しく書かれています。
そこで、誰でも手軽にApacheやPHPなども使えるようになる、MAMPというソフトを使って、ウェブサーバの機能をMacOS 10.8の環境に作ってみます。
MAMPとは?
MAMPとは、「Mac+Apache+MySQL+PHP」の頭文字をとったもので、MacにMySQLやPHPの機能も組み込んでしまうソフトの名前です。
一回のインストールで、一般的なウェブアプリケーションやWordPressなどのブログCMSが稼働できるようにできるのでとても便利です。
MAMPのインストール
MAMPは通常のソフトと同じようにインストーラが用意されていますので、誰でも手軽にインストールする事が出来ます。
- MAMPのサイトからZIPファイルをダウンロードして解凍します。
- 解凍してできた「MAMP_x.x.x.pkg」をダブルクリックしてインストーラを起動します。 (x.x.xの部分にはMAMPのバージョン番号が入ります)
- あとはインストーラに従ってMacにインストールするだけです。たったこれだけです。
MAMPの起動とファイルの格納場所
インストールしたMAMPは、アプリケーションフォルダにアイコンが格納されていますので、そのアイコンをダブルクリックする事で起動する事ができます。
起動したら「サーバを起動」ボタンをクリックするだけで、ApachとMySQLが起動して標準のウェブブラウザにデフォルトのページが表示されます。
自分で作成したファイルなどは、「アプリケーション > MAMP > htdocs」に格納します。 ブラウザからは「http://localhost:8888/」というURLでアクセスできますので、ブックマークに登録しておきましょう。
MAMPのMySQLが起動しない場合の対処方法
時々MAMPのMySQLが起動しないような不具合が発生するようです。 どうやらMacOSに標準でインストールされているMySQLとバッティングしている事が原因のようです。
もしMySQLだけが上手く起動しないという場合には、ターミナルを使って以下のコマンドを打ち込みます。
killall -9 mysqldその後にもう一度MAMPを起動してMySQLを起動してみてください。