1. Macのホームページ作成ガイド > 
  2. 便利ツール > 
  3. iPhoneシミュレータ - iPhoneをMac上で再現するソフト

iPhoneシミュレータ - iPhoneをMac上で再現するソフト

2009/07/19

Mountain Lion(MacOS 10.8)に対応したiOSシミュレータのインストール方法は、こちらの記事でご紹介しています。

iPhoneに最適化したホームページを作成する時には、iPhoneで表示の確認などを行う必要があります。
実際にiPhoneを持っている人であれば、実機を使って表示の確認を行う方法もありますが、実機を持っていない人は、iPhoneをシミュレートするソフトを利用して、表示の確認を行う事が出来ます。
iPhoneの表示をシミュレートするソフトの代表格は、Applelから配布されているiPhoneSDKに含まれるiPhoneシミュレータです。

AppleIDの作成

iPhoneシミュレータはiPhoneSDKに含まれています。iPhoneSDKのダウンロードは、無料で作成できるAppleIDの作成が必要です。
以下のページからAppleIDの作成が出来ます。

https://developer.apple.com/programs/register/

ページを表示したら「Continue」ボタンをクリックします。
「Create an Apple ID」を選択して、右下にある「Continue」ボタンをクリックします。
下の必須項目を入力します。
  • Desired Apple ID:作成するAppleIDを入力します。
  • Password:パスワードを入力します。
  • Re-enter Password:パスワードをもう一度入力します。
  • Birthday:誕生日を選択します。
  • Security Question:パスワードを忘れた時の秘密の質問を入力します。「A or B」のようなものでも大丈夫です。
  • Answer:秘密の質問の答えを入力します。
  • First Name:名前を入力します。
  • Last Name:苗字を入力します。
  • Email address:メールアドレスを入力します。後ほどアカウントの確認メールが届きますので、正しく入力します。
  • Confirm Email:もう一度メールアドレスを入力します。
  • Company / Organization:組織名などを入力しますが、個人ユーザの場合は「personal」とでも入力しておけば良いでしょう。
  • Country:Japanを選択します。
  • Street Address:市区町村以降の住所を入力します。
  • City/town:市区町村を入力します。
  • Phone:電話番号を入力します。ちなみに日本の「Country Code」は81です。

次のページでは、Macの使用歴などのちょっとした質問がありますが、適当にさくさく答えていきましょう。

この後入力したメールアドレス宛に、確認のメールが届きます。
届いたメールの「Email Verification」というリンクをクリックしたら、AppleIDの登録は完了です。

iPhoneSDKのダウンロード

下のURLからiPhone Dev Centerにアクセスします。
http://developer.apple.com/iphone/index.action

ページ右上の「Log In」のリンクをクリックして、開いたページで先ほど作成したAppleIDとパスワードを入力します。
ログインしたページの下の方に、iPhoneSDKのダウンロードリンクがありますので、必要なものをダウンロードします。
(下の写真では、iPhone SDK 3.0(Leopard)をダウンロードします。約2GBありますので、ちょっと時間がかかります) iPhoneSDKのダウンロード

iPhoneSDKのインストールと iPhoneシミュレータの起動

iPhoneSDKをダウンロードしたら、通常のアプリケーションと同じ要領でインストールします。
特にインストールの際に変わった事はしませんので、ここではインストール方法については説明しません。
ただし、iTuensが起動しているとインストールが終わりませんので、iTuensは必ず終了させておいてください。

問題なくインストールが完了したら、iPhoneシミュレータを起動します。
起動アイコンは、以下の場所にあります。かなり深い場所にあるので、頻繁に使う場合はDockなどに登録しておいた方が良いでしょう。

「ハードディスク > Developer > Platforms > iPhoneSimulator.platform > Developer > Applications」

起動すると、下のようにiPhoneが画面に表示されます。 iPhoneシミュレータ

iPhoneシミュレータの使い方を簡単に・・・

iPhoneシミュレータの操作方法は、実機のiPhoneとほとんど同じです。メニューなども日本語化されていますので、操作に困る事はほとんど無いでしょう。
iPhoneを横に傾けたり、シェイクジェスチャー(振る動作)は、メニューバーのハードウェアメニューから実行できます。
iPhoneシミュレータ | ハードウェアメニュー
Facebookページ