1. Macのホームページ作成ガイド > 
  2. ホームページ画像の編集ソフト > 
  3. Art Text 2 レビュー

Art Text 2 レビュー

2009/12/12

「Art Text 2」はバナー画像やロゴ画像などが簡単に制作できるグラフィックソフトです。
テンプレートも「ヘッダ 75種類」「ボタン 94種類」「アイコン 89種類」「ロゴ48種類」の合計306種類もあるので、おおよそどんなバナーやボタンも作れるはずです。
例えばこんなロゴやバナーも簡単に作れます。
Art Text 2サンプルバナー | VISAのパクリ バナー
クレジットカードのVISAのロゴマークのパクリ バナーです。

Art Text 2 にはクオリティも高いテンプレートがものすごく多い

先ほど書いた通り、テンプレートの種類は300種類オーバー。種類が豊富なだけでなく、クオリティも十分なテンプレートが多くて、さくさくっとバナーとか、ロゴとかが作れそうです。 特に下のようなボタンを始めから作ろうとすると、ある程度グラフィックスソフトの使い方などの知識を持っていないと、かなり難しい作業になってしまいますが、Art Text 2ならテンプレートを選んで文字を変えるだけ。
とてもラクチンです。
Art Text 2で制作したボタンサンプル
さらに、色違いのボタンもArt Text 2 なら設定をぱぱっと変えるだけで制作可能。
Art Text 2で制作したボタンサンプル 色違い

塗りの設定も種類が多い!

Art Text 2は、ロゴやバナーの「塗り」に関する設定も非常に豊富。
単純なベタ塗りからグラデーション塗り、写真などのテクスチャを貼りこんだり、シェーディングを設定したりする事も出来ますので、バリエーション豊富なバナーやロゴの作成が出来ます。
特にシェーディングの設定に関しては、「深さ」や「カラー」「光のあたり具合」なども調整できて、ゴールドな感じのボタンもすぐに出来ちゃう簡単さです。
Art Text 2 で制作したボタンサンプル ゴールドな感じ
Art Text 2 ならボタンをゴールドな感じにするのも、簡単にできます
様々なパラメータの変更も、リアルタイムでArt Text 2のキャンパス上のロゴやバナーに反映されるので、いろいろと試しながら、自分のイメージしているロゴやバナーの感じに近づける操作感はとても楽しいですよ。

エフェクト系も種類が豊富

Art Text 2は、ロゴやバナー画像に「ストローク(線)」や「シャドウ」などを追加する事の出来る、エフェクト機能も搭載しています。 ストロークはロゴ/バナーの周囲の線の太さや色、本数の設定ができます。またシャドウは、色/柔らかさ/距離/角度といった、PhotoShop並みの設定項目があります。
これらの設定も作成中のロゴやバナーが、リアルタイムで変化していきますので、自分のイメージに合わせながら修正が出来ます。

さらにレイヤー機能も搭載

「簡単に作成できる」というタイプのソフトには珍しいとは思うんですが、Art Text 2には「レイヤー機能」も搭載されています。 レイヤーは横に表示されていて、右側にあるレイヤーが上側。
PhotoShopなどのレイヤー機能とは、ちょっと表示の仕方が違いますが、レイヤーをドラッグアンドドロップで入れ替えたり、「+ボタン」で新規レイヤーを作成したりと、操作そのものは特に難しくはありません。

ファイル出力機能はちょっと貧弱かも・・・

Art Text 2で作ったバナー画像やロゴ画像は、エクスポート機能でクリップボードか、ファイルに出力することが出来ます。
ただ、ファイルへの出力機能は、実際に出力されるロゴやバナーの「画質のプレビュー」が無く、ちょっとあっさり目な感じです。 Art Text 2から直接「jpg」や「gif」に書き出す事も出来ますが、クリップボードにコピーする機能を使って、PhotoShopなどの画像編集ソフトに貼付けた後、PhotoShop側で調整しながらファイルに書き出す方が、ファイル出力の最適化はやりやすいかもしれません。

総合力は高い。費用対効果面は抜群。

Art Text 2は、バナーやボタン/ロゴの作成ソフトとして、初心者でも使いこなせる簡単さと、プロのようなクオリティを両立していると思います。
お手軽系にありがちな「簡単だけど微調整も出来ない」といった類いのものでは無く、「簡単だけど微調整も可能」な点は、とてもポイントが高いですね。
また、これだけの完成度を持ちながら、1,700円で購入できる価格の安さも魅力です。
私も買おうかと思います。間違いなくおすすめの一本です。

AppStore

Mac App Store - Art Text 2
Facebookページ