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ライブドアブログに投稿したコンテンツ一覧を作成する方法
2014/06/08
長い間ブログを運営していると似たようなカテゴリを作って記事を投稿していたり、同じテーマなのに別のカテゴリに記事を投稿していたりといった問題が出てくる可能性があります。
最初は勢いで始めたブログが徐々に面白くなってきて内容が充実し始めたというパターンであれば、初期に投稿した記事の書き直しなども必要かもしれません。
そういった時には、投稿した記事の一覧をエクセルなどでまとめて、記事の棚卸をしましょう。
WordPressで作ったサイトなら、記事の一覧をシンプルなテキスト形式でエクスポートしてくれるプラグインがありますが、livedoorblogの場合にはそういった機能はありません。
しかしlivedoor BlogでエクスポートできるMT形式のデータを加工して、コンテンツの一覧を作る事は可能です。少々面倒な作業ですが、MT形式から記事の一覧表に加工する手順をご紹介します。
この記事ではMac版のテキストエディタ「mi」と、Office 2011 Excelを利用しています。
このデータの活用方法
ここで説明する方法で作成した一覧は、Google Analyticsなどのアクセス解析のデータと統合する事で 「アクセス数が少ない記事」「直帰率が高い記事」などを一覧で確認したり、カテゴリ単位で各ページの状況を確認したり、単純に記事内容の書き換えをどこまでやったのか?を管理する為に使ったりと、いろいろな使い方ができます。
私は各ページのアクセス数を見ながら、カテゴリ内の記事の整理統合案を考えたり、記事のリライト進捗管理などに使っています。
Excelで加工する準備
ダウンロードしたファイルは拡張子が.txtで、文字コードがUTF-8になっています。Excelで加工するために拡張子を.csvに変更して文字コードをシフトJISに変更します。
- ファイルをダウンロードして拡張子をcsvにする
- mi(テキストエディタ)で開いて文字コードをシフトJISに変更し上書き保存
空白行を削除する
ダウンロードしたファイルには、空白行が混ざっています。空白行は加工する際に邪魔になりますので最初に削除しておきます。
- A列を全選択
- ヘルプメニューで「ジャンプ」と検索してジャンプメニューを表示
- 「セル選択」をクリック
- 空白セルを選択
- OKを押すと空白セルが選択されるので、セルの上で右クリックして削除。削除する際には「上方向にシフト」を選ぶ
必要なデータを識別し不要なデータを削除する
ダウンロードしたファイルには、記事の本文などの不要なデータが含まれています。このような記事の一覧には不要なデータを削除します。
- 先頭に見出し行を追加してフィルタを適用
- 「TITLE: 」から始まるセルのみ表示しセルに色をつける
- 「CATEGORY: 」から始まるセルのみ表示しセルに色をつける。同様に「PATH: 」「DATE: 」で始まるセルのみに色をつける
- 色フィルタで塗りつぶしなしのセルを表示しセルの内容を削除する
- フィルターを解除して、先ほどの方法で「空白セル」のみを選択して削除する
各列にデータをコピーして整形する
ようやく最終段階です。必要なデータのみがA列に残っていますので、A列のデータをD列までコピーします。
A列は「タイトル」なので、記事タイトル以外は削除し、B列はカテゴリー以外を削除するという具合に、それぞれの列に必要なデータのみを残して不要なデータは削除します。
- A列をB列、C列、D列にコピーする
- A列から「TITLE: 」で始まらないセルを表示してセルの内容を削除する。これでA列には記事タイトルのみが残る
- 同じようにB列以降も不要なデータを削除する
- ライブドアブログでは記事のカテゴリを2つまで設定する事ができます。ここでは1つの記事は1つのカテゴリしか設定していない前提で話を進めます。
カテゴリ列(B列)には「CATEGORY: 」とだけ書かれたセルが残っていますので、フィルタで「指定の値に等しい」を選択して、「CATEGORY: 」とだけ書かれたセルの内容を消します。
このもし2つのカテゴリを設定している記事がある場合は手動で1つのカテゴリを消す必要があります。
- 空白セルを選択して削除して完成です